まえがき
みなさん、こんにちは!
アマテルです。
今回は、アメリカで活躍する同い年の現役メジャーリーガーの3人、前田健太選手、秋山翔吾選手、澤村拓一選手にフォーカスします。
日本での輝かしい成績を引っ提げて渡米した3人。メジャーリーグといえば信じられないような高額年俸での契約や、恵まれた環境など日本との違いが報じられますから、憧れをいだきますよね。
そうした華やかな面ばかりが目立ちますが、それを手にするまで、どんな試練があったのか?またけがや手術などで味わった挫折を、どのように乗り越えてきたのでしょうか?
それを紐解いてみたいと思います。
前田健太・秋山翔吾、澤村拓一、三選手それぞれの試練と挫折
前田健太さんプロフィール

- 出身地 大阪府泉北郡忠岡町
- 生年月日 1988年4月11日
- 身長 185cm
- 出身高校 PL学園高等学校
- 投球・打席 右投右打
- ポジション 投手
- プロ入り 2006年ドラフト1位
- 現所属 ミネソタ・ツインズ
前田健太選手の苦悩と挫折
野球を始めたのは小学3年生。幼少期から抜群の身体能力で才能を開花させてきた前田健太選手。中学時代には日本選抜として世界大会で優勝、しかもMVPを獲得するなど目立った存在だったようです。
進学したのは名門・PL学園。「桑田真澄二世」と呼ばれまさに「鳴り物入り」で入部。しかしかつて経験のない伸び悩み直面、2年生の1年間甲子園出場を逃すなど、人生初の大きな屈辱と挫折を味わったようです。
そのスランプから彼を救ったのは、当時の監督やコーチの言葉だったとか。それで気持ちの切り替えができた前田選手は、黙々とランニングを続け、再起に向かったのだそうです。
プロ入り後は背番号18エースとして一年目からフル稼働。それでも2年目のジンクスで挫折を経験。その時も彼を救ったのは、監督からのアドバイスの言葉だったそうです。
そして前田選手にとって最大のピンチ、それは2021年に右肘の側副靱帯(じんたい)を再建するトミー・ジョン手術をうけたことです。
「肘にメスを入れる」のは、一つ間違えば選手生命が危機に瀕する可能性もあります。手術は無事に成功、早期回復に向け順調にリハビリを続けているようですが、実践復帰まで試練の道は続くのかも知れませんね。
秋山翔吾選手プロフィール

- 出身地 神奈川県横須賀市
- 生年月日 1988年4月16日
- 身長 183㎝
- 出身高校 横浜創学館高等学校
- 出身大学 八戸大学
- 投球・打席 右投左打
- ポジション 外野手
- プロ入り 2010年 ドラフト3位
- 現所属 シンシナティ・レッズ
秋山翔吾選手の苦悩と挫折
小学校2年生から野球を始める。
秋山翔吾選手の高校時代は、甲子園出場などの華やかな実績はなかった。それでも大学から西武ライオンズに入団。在籍した9年間は大きなケガやスランプなく期待される成績を収め、2020年渡米しています。
シンシナティ・レッズとは3年契約。その初年度は、出場機会も少なく、成績も期待されたものに遠く及及びませんでした。
奮起が期待された翌年でしたが、9月には太ももを痛め、故障者リスト入りして、戦線離脱してしまいます。そして成績も初年度を更に下回る結果でシーズンを終えています。
そういう意味では、秋山選手にとっては、渡米からが試練の始まり。そして今がまさに野球人生最大の挫折の真っ只中なのかも知れません。
これまでの野球人生が比較的順風満帆であっただけに、ここをどう乗り越えるのでしょう?ファンは固唾をのんで見守っているはずです。秋山選手の復活が期待されますね。
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