グレーテルのかまど|イギリス王妃の帽子にちなんだシャルロット|食べられるお店と評判は?

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みなさん、こんにちは!

アマテルです。

今回は『グレーテルのかまど』(5/9(月)夜10時~/NHKEテレ)で取り上げられる「イギリス王妃のシャルロット」について。

『グレーテルのかまど』では、シャルロットにまつわる歴史と、ヘンゼル(瀬戸康史さん)がシャルロットつくりに挑戦します。

そこで今回は、夏のスイーツとして人気のシャルロットの名前の由来などについて簡単にまとめながら、シャルロットを楽しむことができるお店をリサーチして、まとめてみたいと思います。

グレーテルのかまど|イギリス王妃のシャルロット 名前の由来は?

『グレーテルのかまど』でも触れられる「シャルロットの名前の由来」について、こちらでも簡単に触れておきたいと思います。

イギリス王妃ソフィア・シャーロットの帽子にちなんで

“シャルロット“という名前は、グレートブリテン王国ジョージ3世の妻で王妃ソフィア・シャーロット(Sophia Charlotte )に由来します。

正式には、ソフィア・シャーロット・オブ・メクレンバーグ=ストレリッツ(Sophia Charlotte of Mecklenburg-Strelitz, 1744年ー1818年)。

ドイツ生まれで、メクレンブルク=シュトレーリッツ公子カール・ルートヴィヒの末娘という由緒ある家柄の出身です。

出典:Wikipedia

アメリカ独立戦争(1775年~1783年)やフランス革命(1789年~1795年)など、世界が揺れ動いたを生きたソフィア・シャーロット(Sophia Charlotte )王妃。

ソフィア・シャーロット(Sophia Charlotte )王妃は、1761年(当時17歳)で挙式・戴冠。イギリスの繁栄を支え、かのマリー・アントワネット妃とも交流があったと言われています。

ソフィア・シャーロット(Sophia Charlotte )王妃は、とてもオシャレな人物。ギャザーと羽の付いたボリュームのある帽子を好んでいました。

その伝統はいまのイギリス王室にも継承されていますよね!

そしてその帽子の形にこのお菓子が似ていたため、名付けられたと言われています。つまり、このお菓子のほうが先に作られていて、あとで名付けられたんですね。

出典:NHK

グレーテルのかまど|イギリス王妃のシャルロットの功績者

とてもオシャレなイメージが評判だったであろう王妃ソフィア・シャーロット(Sophia Charlotte )

その名を冠するお菓子・シャルロットは、初めからいまのような華やかな印象のものだったのでしょうか?

そこには2人の著名フランス人パティシエの存在が浮かび上がります。その功績者についても少しふれておきたいと思います。

フランス人パティシエとシャルロット

19世紀当時、お菓子・シャルロットの原型となるものは現在のシャルロットとは似ても似つかない作りと味だったようです。それを劇的に変えたのが人物がいました。

それがフランスのシェフ・パティシエのマリー=アントワーヌ(アントナン)・カレーム(Marie-Antoine(Antonin)Carême(1784‐1833)。

「国王のシェフかつシェフの帝王」との異名をもつ、有名パティシエの走り的存在です。

当時のレシピでは、バターに浸したパンを型の側面と底に並べ、その内側にりんごのコンポートを詰め、ライムとシナモンで香り付けして、釜に入れて焼いていたようです。

土台のパンをビスキュイ・ア・ラ・キュイエールに変えたり、中身をりんごのコンポートからババロアチーズに置き換えるなどのアレンジをしたのがマリー=アントワーヌ・カレームなのだそうです。

近年ではフランス料理帝国・Lenôtreの創設者ガストン・ルノートル (Gaston Lenôtre)がいちごで飾りつけた苺のシャルロット Charlotte à la fraise を考案。

出典:LUNOTRE

お菓子・シャルロットは、ソフィア・シャーロット王妃が被る帽子の華やかさそのままに、その貴賓溢れるイメージを、名だたるシェフたちの手によって今に受け継いでいます。

グレーテルのかまど|シャルロットを食べることができるお店と評判は?

伝統あるシャルロットですが、パティスリーでも惜しまれながらも次第に取り扱いが減ってきているのが実情のようです。

ただ、ビスキュイの触感やヒンヤリした舌ざわりなどもあって、季節限定で取り扱いされるお店もあるのではないかと思います。

実際に購入できるかどうかはその時々の問い合わせが必要になると思いますが、個人的にも訪ねてみたいお店をこちらでご紹介いたします。

パティスリー ・レ・ビアン・エメ(横浜)/ LES BIEN-AIMES

パティスリー ・レ・ビアン・エメさんのシェフパティシエは、ル・コルドンブルーパリ校・菓子上級コース」を卒業されています。

またピエール・エルメ・パリやパスカル・ピノなどでの研修、ル・コルドンブルー(日本)で実績と経験をお持ちのようです。

そもそもパティスリー ・レ・ビアン・エメさんは、お店のロゴがシャルロット。ちょっと期待してしまいます。

出典:パティスリー ・レ・ビアン・エメ
出典:https://travelyokohama.hatenablog.jp/entry/les-bien-aimes-charlotte-20220122
出典:Hanako
出典:Hanako

パティスリー ・レ・ビアン・エメ(横浜)info

パティスリー ・レ・ビアン・エメさんの情報をこちらにまとめます。

ショップ名パティスリー ・レ・ビアン・エメ
LES BIEN-AIMES
住所神奈川県横浜市中区石川町2丁目78−15
電話045-305-6840
営業時間11:00~19:00
定休日火曜日・水曜日
メールinfo@lesbien-aimes.com
Facebookパティスリー ・レ・ビアン・エメ
Instagramles_bien_aimes

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