みなさん、こんにちは!
アマテルです。
今回取り上げるのは漫画家・萩尾望都(はぎお もと)さん。この度、アメリカの権威ある漫画賞『アイズナー賞』で長年コミック業界への貢献が認められ「コミックの殿堂(The Comic Industry’s Hall of Fame)」として顕彰されました!
ウィル・アイズナー コミックインダストリー アワード( Will Eisner Comic Industry Awards)は、コミック界の『アカデミー賞』のようなもの。
毎年1年間の優れた業績を残した作品や作家が取り上げらることから、世界的に注目されている権威ある賞。
そんなアイズナー賞でも最も名誉ある「殿堂入り」を果たした漫画家・萩尾望都さんは、世界から認められ評価された日本の至宝です。

そこで今回は、漫画家・萩尾望都さんのプロフィールについて、また『アイズナー賞』で歴代殿堂入りを果たしている日本人漫画家をまとめたいと思います。
『アイズナー賞』殿堂入り漫画家・萩尾望都と作品について
それでは早速、『アイズナー賞』殿堂入りを果たした漫画家・萩尾望都さんはどんな人物なのでしょう。プロフィールを簡単にまとめます。
漫画家・萩尾望都 プロフィール
本名 | 萩尾望都(はぎお もと) |
作家名 | 同上 |
生誕 | 1949年5月12日 |
生誕地 | 福岡県大牟田市 |
中学 | 大牟田市立船津中学校入学 中学2年で大阪へ引っ越し |
高校 | 大阪府立吹田高等学校 大牟田北高校 |
デビュー作 | 「ルルとミミ」(1969年) |
年齢 | 73歳 (2022年現在) |
勤務 | 女子美術大学客員教授 |

生まれは福岡県大牟田市。三井鉱山の関連会社に勤める父親と母親、そして4人兄弟の次女(姉・妹・弟)として生まれます。
4歳から小5まで熊本県荒尾市の社宅でくらし、また大牟田市の社宅に戻るという環境。いわゆる転勤族だったのですね。
萩尾望都さんは、物心つく前から絵が好きで、2歳頃から絵を描き始めていたそうです。4歳で漫画や本を読み始めるものの、教育熱心な両親により、漫画を読むことを禁止されていたそうです。
教育熱心な家庭は、今も昔も変わりませんね……
中学入学後、原田千代子(後の漫画家・はらだ蘭)と知り合い、2人で貸本雑誌などに投稿したことが漫画家への大きな一歩に。
早くもこの頃から目標(夢)がしっかり決まっていて、その成就に向かって突き進んでいるところに非凡ではないものを感じます。
大阪府立吹田高等学校高校2年の時、手塚治虫氏の『新選組』に強く感銘を受け、本気で漫画家を志すようになったようです。
1969年「ルルとミミ」デビュから約7年、『ポーの一族』『11人いる!』『トーマの心臓』などでブレイク。少女漫画に革新をもたらし黄金時代を築いた竹宮惠子氏、大島弓子氏、山岸凉子氏らと「花の24年組」と呼ばれ黄金期を築いていきます。
漫画家・萩尾望都の代表作 振り返り
漫画家・萩尾望都の生涯活動を通して作品の数は相当数に渡りますが、その中で代表的な作品を(ほんの僅かですが)ピックアップしてみていきましょう。
1970年代


1980年代

1990年代


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