まえがき
みなさん、こんにちは!
アマテルです。
今回注目する人物は、『闇金ウシジマくん』の作者・真鍋昌平さんです。
彼が描くのは、日の目を見ない裏社会。見てはいけない・知ってはいけない、だがしかし確実に存在するもの、それが裏社会であり、私たち一人ひとりのこころに潜む闇でもある。
2004年から2019年まで『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)に不定期連載され、多くのファンを惹きつけました。そして2010年から俳優・山田孝之さん主演のテレビドラマや映画が大ヒットします。
連載終了から5年が経過した2020年、闇に迫る新作・『九条の大罪』が連載スタート。
そこで彼は何を考え、どんな思いで新作へと向かったのか、その一端に迫ってみたいと思います。
真鍋昌平さんの経歴と『闇金ウシジマくん』
真鍋昌平さんの経歴と主な活動

- 誕生 1971年生まれ
- 出身地 神奈川県茅ケ崎市
- 職業 漫画家
- 1998年、「憂鬱(ゆううつ)滑り台」でデビュー
- 2004年にビッグコミックスピリッツで不定期連載の『闇金ウシジマくん』は、お金で人生を狂わせる人を取り上げ話題となり、ドラマ化・映画化に至る
- 第56回小学館漫画賞(一般向け部門)
- 第23回文化庁メディア芸術祭マンガ部門ソーシャル・インパクト賞受賞
出典:朝日新聞デジタル
『闇金ウシジマくん』は、派遣労働での悔しさがバネ!!

『闇金ウシジマくん』誕生のきっかけとヒントになった要素として、2つの話が真鍋昌平さん本人から紹介されています。
ただ物を運ぶだけの人間” として扱われ、傷ついた心- 派遣労働で感じた思いが「ヤミ金くん」として昇華された
引用元:NHKスウイッチインタビュー
作者の真鍋昌平さんが通っていた工業高校は、いわゆる「ヤカラ」が集まる底辺校で、そこで真鍋はいじめを受けていた。その学生時代にヤカラを観察する能力を身に付け、また、「アウトローな人間には一般人には無い魅力があるため、それを表現したいという思いでこの作品を描くことになった」と真鍋自身が語っていた。
引用元:Wikipedia
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