みなさん、こんにちは!
アマテルです。
今回は、Yahoo!ニュースで気になった記事を見かけたので、読んで思ったことを書いてみたいと思います。
記事のタイトルは、松本潤「となりのチカラ」大誤算…NHKがビクビク怯える来年大河ドラマの“嵐ファン離れ”というもの。
ファンが見たら、え~!ショック~!となりますよね。
でも、ご安心ください。
これだけ期待し、期待された松本潤さんの初主演ドラマが低視聴率⁈ 嵐ファン離れ!!
この記事を読んで、さまざまな思惑が見え隠れもしますが、なぜ今この時期に?といろいろ想像したりもします。
これはまるで、松本潤さんを始め、嵐全体の人気に陰りが出ていることを断定的に語りながら、来年開始を控える大河ドラマ「どうする家康」があたかも低視聴率が確定したかのような書き振りになっているところが妙に引っかかります。
そこで、どのような思惑から、いまこのような記事が出てきたのか、そのあたりを探ってみたいと思います。

“嵐のファン離れ“ が真意ではない
いわゆる、「アドバルーン戦略」なるものがあって、それは明確な意図をもって行われる高度なマーケティングが使われています。
それは、事前に刺激のある情報を市場に流すことで、市場ならびに関係者からのリアクションを見ることを目的として行うもので、メディア戦略では常套手段のひとつです。
今回の場合に当てはめると、松本潤さんが主役を務める民放の「となりのチカラ」が苦戦しているという事実を捉えてはいるものの、その原因を示すことなく、“嵐のファン離れ”として単純化しています。
こうすることの思惑として考えられるのは、
(1)2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(作・三谷幸喜)の視聴率が13~14%前後で数位する中、関係者への引き締め効果を狙ったもの
(2)どの放送局を問わず、テレビ離れに歯止めがきかないことへの危機意識から、来年の「どうする家康」関係者の士気を鼓舞することを狙ったもの
(3)あらかじめネガティブな評判を流すことで、いわゆるショック療法的刺激を与え、松本潤さんや嵐のファンの関心を惹き、「どうする家康」自体の注目度を上げることを目的としたもの
その他にも考えられますし、(1)~(3)のどれかだけというよりは、すべてを加味した発信ではないかと考えられます。
とりわけ、(3)の要素が強いとアマテルは見ています。
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