
それでも “松本潤“ と “嵐“ 頼みは変わらないという実情
2023年の大河ドラマであれば、マーケティング的にもまだまだ十分な時間の余裕があるはず。
本当に「絶体絶命の危機」という認識があるなら、むしろ今の時期は「黙って、対策を協議」というのが筋のはず。
それをまだ何か月も時間がある段階でのネガティブ・アドバルーンは、やはり、「敢えて刺激を与えてみる」ためであり、その反応をみながら、今後のマーケティング戦略を練る狙いがあると思います。
そんなことのために、松本潤さんや嵐がダシに使われるようなことは、期待をしてその時を待ち望んでいるファンにとっては、とてもとても悲しい出来事。間違っても見聞きしたくはありませんよね。
でもだからこそ、番組制作側の意図が見え透いています。
やはり、それでも 松本潤さん と 嵐 頼みに変わりはないのです。むしろそれを印象付けたカタチです。
もちろん、こんなネガティブ・アドバルーンは打つ必要がないなら、打たないほうが良いに決まっています。
それ以上に、テレビ業界を取り巻く環境が厳しく、自力で浮揚させるだけの力がない以上、もはやネガティブ・アドバルーンという強刺激のキャンペーンを使ってでも、松本潤さん や 嵐 に下落の歯止めをお頼み申す以外、策が見当たらない結果のものだと分かります。
松本潤さんも嵐も、テレビ業界の未来のために、その役目を負うべく負の広告塔まで担っている、ということではないでしょうか。

まとめ
最後にまとめを致します。
まずこの時期のネガティブな情報は、聞き流しても大丈夫です。逆に、業界全体が苦しんでいる中で、松本潤さんや嵐に頼る比重ばかりが大きくなっていることが浮き彫りになったことが、今回のネガティブ・アドバルーンになっているからです。
ファンの皆さんが心配されるようなことは、決してありません。
しかしテレビの視聴率は下げ止まることもなく、また、コンテンツ制作を支える広告収入等も激減してしまっている環境にあって、広告塔としての彼らの役割は、より一層高まっていることは間違いないでしょう。
冒頭に引用した記事は、こうでした。
松本潤「となりのチカラ」大誤算…NHKがビクビク怯える来年大河ドラマの“嵐ファン離れ”
しかし、より実態に即して言い換えるならば、こうではないでしょうか?
「となりのチカラ」松本潤頼みでも視聴率低迷…NHKがビクビク怯える来年大河ドラマ“嵐ファンに期待”
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