みなさん、こんにちは!
アマテルです。
『プレバト』俳句【春光戦】2022のC・Dブロックの結果と、敗者復活者が3/17の放送で決定しましたね。
俳人・夏井いつき先生からのコメントで、今回は「大波乱」「実力伯仲」「下剋上」という触れ込みがあり、想定外の事態に発展もあるのか……と思ったりもしていましたが、はやりそこはセンスと実力の世界。

勢力図がそう簡単に崩れるほどではありませんでしたね。実力者も姿を消したとはいえ、はやり残ったのも実力者だった、という印象です。
そこで今回は、決勝進出を決めた5名とその句を振り返り、決勝の見どころを探ってみたいと思います。

プレバト 春光戦 2022 決勝戦 メンバーと見どころ
プレバト春光戦2022は、俳句で競うタイトル戦。
シード権を持つ5名と、予選4ブロックを1位通過した4名、それに各ブロックの2位位通過した中から1名の敗者復活を加えた、合計10名が共演します。
決勝の場で相まみえるのは、以下のメンバー。いずれも素晴らしい実績の持ち主ばかりで、まさに実力伯仲。対決がいまから楽しみですね!

シード権を持つメンバーの実績
それでは、シード権を獲得しているメンバーひとり一人の実績を簡単に見てみることにしましょう。
梅沢富雄・永世名人

梅沢富雄さん 成績とみどころ
梅沢富雄さんといえば、2018年には炎帝・金秋の連覇を達成するなど、その実力は夏井いつき先生も認めるところ。「初代永世名人」は、変わることのないステイタスです。
直近一年も、優勝にこそ手は掛かっていませんが、毎回安定した成績を収めています。
俳句を楽しむ余裕は人一倍強い富沢さん。
でも、順位への執着心や情熱は、以前ほどではないのかも知れませんが、今年にかける思いは如何に……
果たして、2022年は王座復活となるのでしょうか?
東国原英夫・永世名人

東国原英夫さん 成績と見どころ
2021年に、2人目の永世名人に昇格した東国原英夫さんは、2017年の「俳桜戦」優勝に始まり、過去7度の優勝経験をもつ実力者です。
東国原さんといえば、この類のタイトル戦には、緻密な分析のもと、計算や読みを働かせて臨んできそうな印象があります。
また今回も、東国原さん「らしさ」 × 夏井先生の好みそうなゾーンに、計算し尽くされた句を登場させるのに長けていますよね。なかなかの策士です。
「勝ち」にこだわる読みと戦術、それに加えて、残してきた実績は他を圧倒するものがあります。
そういたロジックが今回もあてはまるのでしょうか……注目です。
優勝の筆頭候補の一人であることは間違いなさそうです。
横尾渉(Kis-My-Ft2)・名人8段

横尾渉さん 成績と見どころ
横尾渉さんといえば、Kis-My-Ft2から多数参加するなかでも安定した成績を収め、夏井先生からも「よく勉強していることを評価されるなど、着実に成績を上げてきた努力の人です。
2020年の第三回「冬麗戦」と2021年第五回「春光戦」の二度の優勝も勝ち取っています。
PDCAではないですが、反省点を分析し、それを次回に生かしていく……そんな横尾さんの生き方そのものが、俳句への向き合いにも表れている印象です。
今回も目指すはきっと、頂点のみ。
それでも、自分をいかに攻略していくかに集中しているかのように見えます。昨年春に続き、今年も王座を勝ち取ることができるのでしょか?
王座への執着心と、みなぎる気合、そして冷静に積み上げてきた実績。それらすべてが揃っているのがいまの横渉さんの状態ではないでしょうか?
優勝候補の最右翼、と言っても過言ではないと思います。
立川志らく・名人5段

立川志らくさん 成績と見どころ
文学や古典芸能的素養は、梅沢富雄さんと並び、メンバーの中でも屈指の立川志らくさん。
俳句に関しても10年以上の経験を持つようですが、そうした背景が必ずしも優位に働くとは言えないのが俳句の面白いところ。
タイトル戦への参加歴も長い中で、最高位は2位。そして3位も一回あるものの、優勝経験はなし。次々と実績者が優勝を経験する中で、どうしても勝ち取りたいと思っている一人に違いありません。
王座をプライドに懸けて……その思いは、人一倍強いのではないでしょうか。
プライドに懸けて、でも、知識があるというプライドはいったん降ろして……自然な描写の中から生まれる新たな嗜好の句が詠めるのかどうか。
あるいは、これまでと変わらぬ路線で突き進むのか……そこに注目してみていきたいと思います。
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