みなさん、こんにちは!
アマテルです。
今回は、『やりすぎ都市伝説』に出演後、Mr.都市伝説・関暁夫さんが自身のYouTube配信でも触れた「太陽フレアでスマホが2週間使えなくなるかも」の件について、調べます。
2022年4月26日に総務省の「宇宙天気予報の高度化の在り方に関する検討会」公表の「最悪シナリオ」にある内容は、私たちの生活に多大なる影響を及ぼす重大な内容を含んでいます。
その可能性の一つとして挙げられたのが、携帯やスマホが2週間使えないこと。
いまや生活インフラとしてなくてはならない携帯やスマホが2週間も使えなくなるなんて、想像もできませんよね…
ただMr.都市伝説・関暁夫さんが指摘するように、こういうお知らせが発表され、報道でも取り上げられるということは、「早晩こうなるリスクがある」というお知らせかも知れません。
そこで今回は、もし太陽フレアによる「最悪シナリオ」の障害について
(1)太陽フレアとは、どのような現象か
(2)太陽フレアの「最悪のシナリオ」でどのような影響や不都合が生じるのか
(3)太陽フレアに対し、どんな備えや対処をすればよいか
など、公表されていることを中心にまとめてみたいと思います。
また併せて、
(4)太陽フレアにより、Mr.都市伝説・関暁夫さんは、私たちに何を伝えたいのか?
についても、考察します。
スマホが2週間使えない⁈太陽フレアとはどんな現象?
下に添付した図案にもあるように、太陽フレアとは「太陽の大気層で形成された磁気エネルギーが突発的に放出される現象」と説明されています。
その結果、「放出されたエネルギーが地球の磁場を乱し、通信機器に影響を与える」ことが実害として想定されます。
太陽の活動なので太陽フレア自体をコントロールすることできないものの、天気予報のように想定技術が高まったことで、太陽フレア障害の情報が事前に知らされるようになっています。

実は上で示した太陽フレアによる通信障害の解説は2013年のもの。専門家の間ではずっと前からこのリスクが指摘されていました。
ただスマホ普及率が格段に伸び、生活密着度がより一層進んだ現在は、通信障害による生活インフラへの負の影響はかつての比でないことは間違いありません。
いよいよ、私たちも太陽フレアによる障害リスクの知識を身に付け、万が一に備える心構えを求められる段階にきているのかも知れません。
こちらの動画は、2021年に報道された太陽フレアについての報道です。
太陽フレアが及ぼす影響。総務省「最悪のシナリオ」その内容は?
それでは改めて、2022年4月26日、総務省が発表した「太陽フレア」と「最悪シナリオ」についての内容を見てみましょう。
総務省「宇宙天気予報の高度化の在り方に関する検討会」では、100年に1回の頻度で起きるとされる大規模なフレアが2週間連続で発生する「最悪シナリオ」を想定しています。
詳しくはこちら(総務省HP)にてご参照ください。「発生する影響」につき概要をまとめると以下のような内容が挙げれれています。
■「最悪のシナリオ」■想定される主な影響
- 携帯電話がスマホが2週間不通となる恐れ
- 110番や119番通報がつながりにくい事態が各地で発生
- 人工衛星に不具合が生じ、天気予報の精度の低下
- 全地球測位システム(GPS)の精度の低下
- 位置情報には最大数十メートルのずれが生じる
- カーナビゲーションにも影響
- 航空機は衛星測位を頼れなくなる
- 世界的に運航の見合わせや減便が多発
- 未対策の電力設備では誤作動が発生
- 広域停電が発生
通信システムのずれや誤作動だけでも重篤ですが、「最悪のシナリオ」では広域停電の可能性まで指摘されていることから目を逸らさないようにしたいですね。
報道でも、図案などで詳しく説明がされました。

また検討会では“「太陽フレアが2週間」「携帯電話」や「スマホ」が2週間使えなくなる恐れがある“と、かなり具体的な期間まで示されましたね。
太陽フレアが及ぼす影響の期間計算や、通信衛星や電力システムダウンした場合の復旧にかかる期間想定が、かなり具体的に検討されていることがわかります。
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